❄️季節のひとこと心理コラム:冬の静けさとこころ⛄
2025年12月12日
皆さんこんにちは。精神科デイケアなごみです。寒くなってきましたが、体調を崩されたりはしていないでしょうか?
冬の足音が近づく12月下旬。空気が澄み、日が短くなり、静けさが増していくこの季節は、心も自然と内側に向かいやすくなります。
心理学では、冬の季節は「内省」や「休息」の時期とも言われています。活動的だった秋から一転して、気持ちが落ち着き、少し物静かになるのは自然な流れです。
そんな時期には、無理に元気を出そうとせず、「静かに過ごす時間」を大切にすることが心のケアにつながります。お気に入りの音楽を聴いたり、温かい飲み物をゆっくり味わったり、やさしい香りに包まれるだけでも、心がふっと緩みます。 また、ひとりでじっくりと作業されるのが好きな方 は自分一人で集中できる時間を作るのもいいですね。デイケアでも先日簡単なクリスマスカードをメンバーの皆さんと作って、季節を味わいつつ集中する時間を過ごしました。

デイケアでは、個別席や静かな空間づくりを通して、そんな“ひとりの時間”も大切にしています。誰かと過ごす時間も、ひとりで過ごす時間も、どちらも「自分らしさ」を育む大切なひとときです。
冬の静けさに寄り添いながら、心も少しずつ整えていけますように。
