なんとなく、心がざわつく年末に。休職中のあなたへ伝えたいこと(1月プログラム表)
2025年12月23日
街が慌ただしくなり、カレンダーが残り少なくなると、ふと「自分だけ取り残されているような感覚」に陥ることはありませんか?
もし今、あなたが休職中で、テレビから流れる「今年の振り返り」や「新年の抱負」という言葉に胸が締め付けられるような思いをしているのなら……それは、あなたがこれまで一生懸命に走り続けてきた証拠です。
なぜ、年末は「心細さ」を感じやすいのか?
心理学的な視点で見ると、年末特有の「心細さ」にはいくつかの理由があります。
- 「節目」による自己評価: 1年の終わりは、嫌でも「できたこと・できなかったこと」を振り返るタイミングです。休職中の方は「何もできなかった」とマイナス面に目が行きがちになります。
- 社会とのギャップ: 世間が賑わうほど、社会的な役割(仕事)から離れている現状に孤独感を感じやすくなります。
- 生活リズムの変化: 多くの機関が休みに入り、通院や外出の予定が減ることで、思考が内向き(ネガティブ)になりやすくなります。
安心した年越しを送るための「3つの処方箋」
この時期を少しでも穏やかに過ごすために、以下のことを試してみてください。
- 「何もしない」を予定にする: 無理に大掃除や新年の準備をする必要はありません。「今年は自分を休ませる年」と決めて、のんびり過ごすことを自分に許可してあげてください。
- 情報から距離を置く: SNSやニュースで他人の活躍を見ると焦りが生まれます。スマホを置いて、好きな本を読んだり、温かい飲み物を楽しむ時間を大切にしましょう。
- 「来年」を遠くに置く: 「来年こそは復職しなきゃ」と大きな目標を立てると苦しくなります。まずは「今日1日、心地よく過ごす」ことだけを考えてみてください。
「一人で頑張る」から「みんなで準備する」へ
年末年始の静かな時間の中で、「これからのこと」が不安になった時は、リワークデイケアのことを思い出してください。
リワークは、ただ復職を目指すだけの場所ではありません。 同じような悩みを抱える仲間と共に、「自分のトリセツ(取扱説明書)」を作り、焦らず、着実に、自分らしい働き方を取り戻していく場所です。
一人で暗闇の中を歩くのは勇気がいりますが、リワークには共に歩むスタッフと仲間がいます。
「年が明けたら、ちょっと見学に行ってみようかな」 そんな小さな一歩が、あなたの春を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
私たちは、あなたが安心して新しい一歩を踏み出せる日を、ここでお待ちしています。
1月の草加すずのきクリニックリワークデイケアこころみ予定表
1月プログラム表を添付いたします。よろしくお願いいたします。

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草加すずのきクリニック 復職支援(リワーク)デイケア
こころみ 担当 杉長(すぎなが) 藤島(ふじしま) 電話:070-2830-3448
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